DVDで「世界一キライなあなたに」という映画を観ました。全く聞いた事もない題名の映画でしたが、そのわりにレンタル店の新作のコーナーでのランキングも上位の方にあり、「涙が止まらない…」というコメントが目に飛び込んで来て、最近泣くような映画を観た事がなかったので、興味を持ちました。
事故で四肢麻痺になった若い青年が、両親を説得してスイスでほう助自殺をするという実話をモデルにした小説を映画化したものの様でした。彼と両親との間では半年間待つという約束がされていました。その半年間、彼の世話役として雇われた若い女性と、心を閉ざしていた彼が次第に心を通わせる様になる…というストーリでした。
そこまでは、それほど珍しい展開ではないと思った私は、きっと彼女との出会いによって彼が自殺を思いとどまるのだと思って観ていました。しかし、実際は彼の決心は決して揺らぐ事もなく、彼女の思いとは裏腹に、一緒にスイスに来て欲しいと願うのです。最終的には彼女は彼の気持ちを受け入れ、彼は両親と彼女に看取られてこの世を去ります。そして彼女は彼の希望通り、自分の可能性を求めて新しい人生を歩き出します。
頭はしっかりしているからこそ、首から下が全て麻痺した状態での長い人生を続ける事が本人にとってはどんなに辛い事かは私にも想像できます。自分がもしそうなった時に、私も楽にして欲しいと願うかもしれないと思いました。日本ではなかなか安楽死もまだ認められないでしょうし、身近な問題とは思えませんが、実際にもし恋人や家族にそれに賛成して欲しいと言われたら、私はどうするだろうかと考えさせられました。
涙が止まらない…というよりは、心が痛くなる様な、考えさせられる悲しいお話でした。妊活マカ